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ADHD6年生 2018.05.14 (月)
 

世の中には色んな症状もあるもんだ。



私が生きてきた中では聞いた事もない言葉が

色々とあり、場面緘黙もそうだけど

ADHDな下の子の反抗性挑戦障害も、

知らない言葉の一つだった。



2次障害で起こってしまった下の子。



発達障害を持って生まれたのは、決して親のせいでは

ないと思うが、本来なら無いはずの2次障害は

親の責任による所が大きいと思う。



病院やカウンセラーの方なんかは、気を使って



「あなたのせいじゃない。」



そうは言ってくれるが、分からなかったでは

済まない大問題だと思う。



2次障害は心の傷なわけで、自分を守るために

繰り出しだ症状だ。



「あなたのせいじゃない。」



これは親ではなく、本人に言うべき言葉だ。



なぜ気づかなかった?



上の子が外で全く話さない、3年も通っていた

保育所の同級生が1回も声を聴いた事がないと

知ったとき、小学校で初めて本読みに当てられて

教科書を持ちながら、体が固まって動けなくなった

姿を見てしまった時・・・・



衝撃すぎて上の子の心配をしていた。



自分の気持ちを伝えれない上の子と

自分の気持ちを伝えれる下の子・・・



どちらも同じように可愛いけど

どちらの心配をしていたか?と聞かれれば

上の子のことだった。



怒りだしたら止まらないのも、一度イヤだと

言い出したら、何をどうしてもイヤだと頑固なところも

思いどうりにいかないと暴れ出すのも

上の子にはない反応で、普通の子はこうなのかな?

などと明後日の事を考えていた。



猫の事があり、色んなことに凹んでいた私に

高学年になり少し落ち着いた下の子と話して

分かったことがある。



下の子が学校を嫌いになった理由やなんかを

聞くことが出来た。



なんとなくは分かっているんですが、

懇談やなんかで聞いていたので・・・・



下の子は黒板を書き写すのが嫌いだ。

本当は、嫌いではなく苦手なんですが

その頃は、そんな特性があるとは知らずにいたので

連絡帳を書いてこない下の子に



「なんで書いてこないの?明日の用意が

 わからんやんか、どうすんの?覚えてるんか?」



家では私に怒られて、なぜ書かないと聞かれても

よく考えれば1年生なので、上手く伝えることも

出来なくて当たり前だったのに・・・


連絡帳も書かなければ、先生の言葉も

もちろん覚えてるはずはなく・・・


当たり前だが、忘れ物をするので学校でも

怒られる事が多くて、多動などはないので

授業中にウロウロしたり、体がフラフラする事もなく

見た感じだと普通・・・



しかし、集中力は長くなく授業を最後まで

聞く事が難しかったようで、途中で机にだる~んと

うつ伏せになってしまい、態度は悪いと思うだろう。



そうなれば、先生に注意されることになり

同じクラスに集団登校で一緒の子がいて

皆の前で怒られていたので、それを知っている子が

いる集団登校がイヤだったそうだ。



1年生でも子供でも、自尊心はあるもんだ。



それを酷く傷つけられて、学校に行きたくなかった。

連絡帳を書けば済む事なのに、それが出来なかった。



元をただせば、連絡帳を書けない事が原因で

それは1年生の下の子には、どうしようもなかった

ことなんだろうと思う。



どうして書けないか?



そんなことを聞かれても、本人だって答えられない

なんでか分からなかったんだから・・・



早めに私が気づいていれば、対処ができたことで

下の子になんの責任もない。



このことがキッカケになり、怒られること

自分でも上手く言えない自分のこと



「なんで努力をしないんだ?もっと頑張りなさい。」



そう言われて、努力してないんじゃなくて

なぜだか出来ない自分をせめてしまう。



何をやっても上手くいかず、怒られてしまうと

頑張る気持ちが薄れてしまい、



「どうせ怒られるなら、何にもしない。」



極端な考え方をしたらしい・・・



ズタズタの自尊心が、自分を守るために

反抗性挑戦障害となってあらわれた。


私は知らなかったけど、ADHDの子供の半分は

この2次障害を経験するらしい。



それは怒られやすい特性を持っているかららしいが、

これは生まれ持ったモノではない、反抗性挑戦障害。



下の子に付いてしまった傷を、なんとかしたくて

右往左往している。



無くなって行方不明になった自尊心を

どうにか満たそうと、頑張っている。



「あなたのせいじゃない・・・・」



子供の病院の先生に言われて、近所の心療内科に行って

みたけれど、馬鹿げたウソをつくので

1度しか行かなかった。



そんな言葉は子供に言ってあげてくれ。



受け入れたくないが、2次障害は親の責任だ

何をどうやっても、その現実は変わらない。



そんなことくらいは、分かっているのに

分かっているから後悔してるのに、病院の先生が

ウソをついてはいけない。



それが優しさでも、それじゃ信用ができない・・・



下の子が私に対して厳しいのは、安心しているからで

嫌われているわけではない。



このやっかいな反抗性挑戦障害のせいで

先生と言われる人に、信用できる人か?を

見極めるために、理不尽な試し行動をする。



わざと反抗してみたり、偉そうな態度を取ったりして

相手の反応をみるのだ。

 
そんな事をしたら、嫌われる事の方が多いのに

おかまいなしに試している。


これをパスする先生は少ないのに・・・


新しく担任になった先生には、必ず伝えるんですが

それでもムカつくだろうと思う。



これに合格しないと、ずーっと反抗されて

言うことを利かなくなるので、もっと面倒になる

なんて半分は脅しのような事を伝えなくてはならない・・・


何か子供に異変を感じたら、早めに手を打つべきだ。



そうすれば、変な2次障害は防げるし

そんな傷を子供につけてしまったと後悔をしなくて

済むから、出来るだけ早くに気づいてあげるべきだ。


そうすれば、大変な子育てでも、後悔をして

自分を責める事もしなくてすむ・・・






尻尾はムチでか・・・

なで肩って、確かにそうだろうけど・・・




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この頃は、ひどく凹んでいた。


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