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発達障害について 2012.10.19 (金)
うちの子が場面緘黙だと思って病院を探したとき、ネットで探したりしたが

あまり情報がなくて児童相談所に電話した。

「場面緘黙だと思うが、どこの病院にいけばいいか教えてほしい。」

「どんな病気ですか?」・・・・ひょっとして・・・・

「家では話すが、外では話せないんです。」

「家では話せるんですね?言葉は理解してるんですね?」・・・やっぱり・・・

知らないな・・・・


知らない事が悪いわけではないが、なんだか腹が立った

私はこの病気を特殊な病気とは思っていない

なんだったら多いんじゃないかと思っている、重い軽いはあると思うが・・・

とりあえず説明をしたら、何件か教えてくれた。

「一応、情緒障害はここの病院が有名です。」・・・・・

「情緒・・・・・障害・・・・」・・・・

ガーン ガーーーーーン


教えてもらった病院に電話をして、予約を入れた。

行くまでの間に、封筒が送られてきて4〜5枚のアンケートを書いて

送り返すんですが、不安でたまらなかった。

封筒の返信先が精神医療センターと書いてあったから・・・・

オイオイ、ちょっと待ってくれ、うちの子は精神がどうにかなってるわけじゃ

ないんだぞ

しかし、この頃は「病気なら有効な治療法があるはずだ。」不治の病ではないはず・・・・

本などでも、「スモールステップが大事。」と書いてあるし・・・

その病院がここしかないなら、しかたがないな・・・・


初めて行った時に、ドアを入ったら鍵を掛けて下さいと書いてある。

その鍵は子供が手の届かない上の方についてあり、正直ビックリしました。


待合室で待っている間も、回りが気になってしまい、ついつい観察してしまった。

たぶん、この待合室が一番落ち込んだ。


先生らしき人達は、みんなカードを持っていて、子供に話すときは

カードをめくりながら話していたので、「へえ〜。」と感心したり・・・

プレイルームみたいな所で遊んでいる子もいたり、ぶつぶつ言いながらウロウロ

する子がいたりして、「どうしよう ちがう病院に来たんじゃないか?」

と不安で不安でたまらなかった。


私たちが呼ばれた時も、先生はカードを持っていて

「今から、あの部屋に入ります。少し、質問をします。お話しするのは、先生です。」

いちいちカードを見せていた。

その扱われ方にショックを受けた、”ちがう、うちの子はちがう”

心がボキボキに折れていた、「来るんじゃなかった・・・

本当に後悔していて、今すぐ帰りたいと思っていた。


「他に場面緘黙の子供は通っていますか?」

気になったので聞いてみたら、「人数は少ないけど、いらしゃいますよ。」

人数が少ない・・・めずらしいのか?

そんな事はないと思うのに・・・・・

「場面緘黙は、家では普通に話すでしょ?学校では話せないけど、先生達からしたら

 おとなしいだけで、手がかからないから問題視されにくいんです。」

そうだろうけど・・・・・・・・

「ですから、病院に来るのは不登校になってからの子が多いんです。」

すごく考えさせられた・・・


待合室に戻り、子供ではなくお母さんを見た。

みんな子供に目をかけ、寄り添って一生懸命だった。

よく見ればお母さんもカードを持っている、その子はお母さんの目を見ずに

カードを見ていた。

急いでトイレに行き、泣いてしまった。

すごいな・・・どうやって受け入れたんだろう?

私に出来るかな?  そんな事を考えて泣いてしまった。



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